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文字の洪水に溺れながら

人生初心者、でも人生のハードモードぐらいを生き抜きたい人間。

金を稼ぐことと働くことと楽しむこと。

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

入社3年目までに勝負がつく77の法則 (PHP文庫)

入社3年目までに勝負がつく77の法則 (PHP文庫)

二冊読了、どっちも中身が濃くて濃くて、本を読むってやっぱり幸せだなーと。
特にこの二つは同時に読んだからこそ相乗効果が発揮したんじゃないかと思う。

 
じゃないけれども、確かに複数冊が互いに影響を与えたときの効果は1冊ごとに読むときとは想像もできないレベルに及ぶよね、もっともそれを一気に読める時間があるかどうかというのもまた別問題としてあるんだけれども。


ここで面白いのは一見「金持ち父さん貧乏父さん」と「入社3年目までに…」は全く逆のことを主張しているところ。簡単に言うと「金持ち父さん…」は会社の中で働いている限りいくら収入が増えようとキャッシュフローがなければ金持ちにはなれない、一生懸命働いて会社や政府のために頑張ることを選びたいなら止めないけれども、それは金持ちの道とは最も遠い道であることは知っておいたほうがいい、みたいな主張であるし、一方の「入社3年目までに…」は仕事における師匠部下の関係をメインにすえながら、ほやほやの社会人1年坊主が仕事の中身にけちつけるんじゃねぇ!地獄のような仕事期間を必死に生き抜かないと成長なんかできるわけがあるか!みたいな完全に精神論かつ体育会系の本です(笑)
誇張した受け取り方をすれば、一方は仕事に生きるなといい、一方は仕事に生きるための基礎をひたすら語っている。でも同時に読んで他から気づいたんですけどこの2冊、根底は実は全く一緒だとおもうんですよね。

キーは2つあって
1 目標をどこに置くかって事
2 楽しさをどう手に入れるかという事

まず1で重要なのはどちらも「自分の第一の目標を心に刻め」ってことを主張してる点。
これはどちらもめちゃくちゃ言及されてます、それでいてまず違うのはその目標の設置場所とアプローチの仕方という点なんですよね。
「金持ち…」では目標は金持ちになることだし、「入社3年…」では会社の中で出世することです。これは似ているようで確かに違う、でも強い目標への意識という点では何も変わっていない。

つぎに2なんですが「金持ち…」では楽しさをお金を稼いだ後のごほうびに焦点を当てている。自分で自由に使えるようなお金があったらたしかにそれは楽しいですし、間違っていないと思います。
でも「入社3年…」では真っ向からこれとは反対(笑)
楽しさを金や物といった物質ではなく経験としての楽しみを主張しています(地味な作業が永遠の喜びとなる欄参照)これも確かに真実ですよね、僕も学祭の準備とかで経験ありますし。
だけれども、これらからわかるように結局この2冊はアプローチは違えど楽しさを求める点は何も変わっていないじゃないですか。これって実はすごい重要なことじゃないかなと思います。

以上から僕なりの結論としては
・高い目標をもってそれへの強い動機付けは必要不可欠
・得るところは違えど目標に向かってアプローチすれば楽しさは絶対に手に入る
ですね、結構ありきたりな言葉になってしまってはいる気がするけれども大事なことだからこそ複数の本に乗っている概念な訳ですから絶対に心づけないと。こういう成功本とかビジネス本って読むだけで終わるのが一番意味ないと思っているので。
今回は2冊の関係しか書けなかったけど、どちらも凄い楽しい本だったんでまた個別に記事書きたいです!

あ、あと蛇足ですが「金持ち…」の考え方が僕の大好きな漫画の「銀と金

銀と金 (4) (双葉文庫―名作シリーズ (ふ-15-4))

銀と金 (4) (双葉文庫―名作シリーズ (ふ-15-4))

に出てくる台詞の「勝つにはまず道(システム)だろ」にシンクロしました。
この漫画は福本さんらしい味がフルで発揮されているので読んでない方はぜひ漫画喫茶ででも読んでみてください。