文字の洪水に溺れながら

人生初心者、でも人生のハードモードぐらいを生き抜きたい人間。

SVITに行って来ました!

SVIT(Silicon Valley in Tokyo)に行って来ました!

「koichiro516の日記」
http://d.hatena.ne.jp/koichiro516/20080623

シリコンバレーで働いている人や働いていたことがある人が、どこからともなくつながって、ときどき集まる会がある。名づけてSVIT(Silicon Valley in Tokyo) 
だいたい二ヶ月に一度くらいのペースで集まるときには、ホスト役がいてちょっとしたプレゼンをやり、その後は飲み会。場所は、ワインハウスだったり、鰻屋だったり、そば屋もありで、おいしいものを食べながら、えらくスケールのでかい話が繰り広げられる。


とっても興味深い話を沢山いただきました。
取り急ぎ、忘れないうちにメモっておきます。

中村様のお噺「死の谷の向こう側」
シリコンバレーの大きさ≒東京湾
・光周波数ミキサの通信デバイス応用を利用したベンチャー企業の体験談
ベンチャー企業の仕組みについて(特に資金供給)
・Money can fix the technology, but never the market.→どんなに優れた基礎研究でも産業化に結びつくようなマーケティングと結びつけないと・・・。
・デスバレー(3000mの壁)にぶつかる時は必ずある、乗り越えれるよう、目的もってこつこつとね。
シリコンバレーで失業すると・・・、は皆さん大爆笑でした(笑)


以下様々なtalkから
・南部アメリカではヒスパニックの人たちが大きな割合を占めてきている。スペイン語の重要性。
学術翻訳の日→英が少ない理由、内容というよりもフォーマット的な問題が原因。デザイン、フォント、奥付等、そもそも日本語は漢字カタカナひらがなの3種の時点で・・・。
・日本では新しい学部名は人気出ることが多いけれども、ヨーロッパでは歴史を重んじるので新しい学部名のほうが評価が低くなる。
シリコンバレーという地域の特殊性、クリエイティブ且つ大企業のカウンター的に集まった質の高い人たちが構成したフィールドがさらに才能のある人を呼び寄せている。(日本には少ない、思いつくのはニューヨークのアート街とか?)
・10年働いてベンチャーならわかるけど、20年働いた後にベンチャーは正直きつい。リスクが高すぎる、フィジカル、メンタルどちらの意味でも負担がでかいためそれに耐えうる人間ができているかが勝負では?もちろんやりがいは凄い。
等など、etc、etc...

どう考えてもメンバーの皆さんの中で一番年下なので何も提供できる身分ではないため、本当に僕なんかが出ても良いのかという感じでした(汗
ただ、皆さんに迷惑をかけた分(苦笑)僕自身の経験値はものすごく上昇しました!
シリコンバレーという地域の雰囲気がある程度イメージできたこと、現役のベンチャー企業取締役の方や大学の教授、中村様、VCの方等とお話できたことは、しがない学生の立場からすれば信じられないようなことでした!知的レベルが非常に高いお話が多かったので面白さが半端なかったです。
あと、個人的にはネットワーキングで名刺(今日の朝に店に依頼してギリギリ作ってもらった/汗)を交換するなど初めての経験だったので、話だけでなくこのような経験を踏めたことも大きな一歩でした。

考えることだけで動けなくなって何もできないよりは、少しの勇気を出して行動してみる。

これがいかに大事なことなのか身にしみた一日でした。

中村様をはじめとするSVITの皆様がこのように素晴らしい会を開いていただいたことに感謝、感謝です。本当にありがとうございました。


追記

参加者の一人であったtakeixxx様が僕にはもったいないよう言葉を書いてくださっているようです。単に思慮不足なだけなんですよ、考えるより即行動的、といった感じで・・・(汗
本当に僕には恐れ多い言葉です。((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
http://d.hatena.ne.jp/takeixxx/20080709