文字の洪水に溺れながら

人生初心者、でも人生のハードモードぐらいを生き抜きたい人間。

今の自分に足りない能力を発見する

仕事のための12の基礎力 大久保幸夫

概要

キャリアとは成功に向けて直線道路を歩く事ではない。
長い人生を歩いていく事、そのものが仕事、もしくはキャリアというもの。
だがどの仕事にも成功させるためには必要なコンピテンシーhttp://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/competency.html 参照)がある。
そしてキャリアは長く続くものだからこそ、そのコンピテンシーは年代によって取得すべきものは変わる。
以下のものが幸福なキャリアを歩くための確たる基礎力である。


 1.  第一能力  反応(リアクション)力 10〜20代
 2.  第二能力  愛嬌力 10〜20代
 3.  第三能力  楽天力 10〜50代
 4.  第四能力  目標発見力 10〜40代
 5.  第五能力  継続学習力 20〜30代
 6.  第六能力  文脈理解力 20〜40代
 7.  第七能力  専門構築力 30〜40代
 8.  第八能力  人脈開拓力 30〜50代
 9.  第九能力  委任力 30〜40代
 10. 第十能力  相談(カウンセリング)力 40〜60代
 11. 第十一能力 教授力 40〜60代
 12. 第十二能力 仲介調整(コーディネート)力 40〜60代

またこれに加えて基礎的能力として情報収集技術と数字読解技術が必要条件である。

気になった言葉抜き出し

社会人大学院卒の評価はまだ企業の世界では定まっていない

学歴の効果というものが大学院にはあまり当てはまらない

仕事とのバランスを見ながら社会人は大学院にうチャレンジする事をお勧めする

フリーター経験の有無別の年収調査でフリーター経験があるかないかで100万以上の差

転職は全く新しい分野に挑戦するならば三十歳くらいまでに決断したほうが良い

技能はあっても一般技能が低く企業特殊技能がほとんどだったら転職すると財産はほとんど失われる

キャリアというものは「仕事で高い成果を上げる事」と「仕事を楽しむ事」の二つを両立させながら職業人生を過ごすこと

若者は相手の話に軽く受け答えする技術を磨いていない

自分自身がどんな反応をしているかを気にしている人がいるという事を自覚する

話を聞くときは何か質問をしようという気持ちを抱いて聞くことです

若くても、年齢や役職が上の人に抵抗なく声をかけて

高みに上れば上るほど、愛嬌力は欠かせない資質

愛嬌力のある人は決まって挨拶の達人

等など・・・

自己分析

今自分が手に入れるべき能力は基礎能力としての情報収集能力と数字読解技術、反応(リアクション)力、愛嬌力、楽天力、目標発見力、継続学習力、文脈理解力。

いちばん必要なのはやっぱり情報収集能力のひとつの英語能力の取得かな。
インターネットという知識の集合体のほとんどはいまだに英語なのは変えられない事実だし(というかこれは変わる分けないか・・・)まずはビジネスをするにしてもなんにしても情報という点で他の人に引けをとらないようにしっかりと英語能力を身につけないと。

あと数字読解力はまだちゃんと勉強していないけれども早めにしたいです。統計学とか会計学とか面白そうだしね。

一方で愛嬌力、楽天力、目標発見力は割合自分はあるほうかな
反応力と文脈理解力は普通程度なのでもっと鍛えないと。

問題なのは継続学習力
これが今の一番の弱点かもしれない。
しっかりと計画を持ったらそれを実行する力が今一番欲しい。
これはやろうと思ったらすぐにできる事だし、良い機会だからブログにでも公開して排水の陣作戦を取って無理にでもつけてみるのも手かもしれない。

どっちにしろ、読みやすいかつ役立つかつ面白いという素敵な良書なので是非お勧め。