文字の洪水に溺れながら

人生初心者、でも人生のハードモードぐらいを生き抜きたい人間。

インタビューを受ける側になって始めて気づいたこと

この間、学校内でのサークル活動を新聞部が取材にきたんですが、そのときに感じたことをひとつ。

「取材するほうは取材するものの最低限の事前知識はつけて来い」

残念ながらインタビュアーの質問のレベルが...という感じだったんです。
そのサークル活動はアカペラだったんですが、少なくともアカペラとはいったい何をするのか、とか、どのような歌の形式なのかというのぐらいは知っておいてほしかったんですよ。
正直な話、それって数学の研究者への取材で
「先生は数学の何を研究しているのですか?はぁ、幾何学ですか。幾何とはどのようなことをするのですか?」って聞くぐらいどうかと思います。
内容が高度でわからない(インタビュアーも読者も)程度と判断したならなぜそこに興味を持ったのか?や、それをしているとどのように楽しいのか?というもっと具体的な質問にすべきでしょう。

アカペラ団体を記事に取り上げようと思うなら、せめて一般知識を確認して、(もっともどこまでが一般知識化の境目なんて判断は難しいでしょうが、少なくとも調べるという姿勢程度はあってもおかしくないはず)4W1Hの質問をすべきだったと思います。取材の終わりに「ネタが足りなくなると困るのでできるだけ色々ほしいんですよ」っておっしゃられても明らかにインタビュアーの質問力不足な気が...

といってもやはり自分は本当にそれができているのかというのは意外と怪しかったりするんでしょうから、(僕も交流会とか参加者の仕事とかは調べたりできてないですし)反面教師にして直していかないとだめだよなぁとかも思いながら今回は終。

まとめ

  • 質問力は大事、超大事。必要な情報がないときはたいてい自分のせい。
  • 誰かのお世話になるときはそいつの情報ぐらい調べておくのが筋。(お互いのためにもね)