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文字の洪水に溺れながら

人生初心者、でも人生のハードモードぐらいを生き抜きたい人間。

部下から見た辞めたくなる会社

僕は学生の身分ですが、とある会社で契約社員(いってしまえば派遣と同様)として働いています。しかし諸々の理由(主に就職活動)で今年度一杯で退職することにしました。それに関連して部下の立場からの辞めたくなる会社というのを考えてみました。

主に下記の3つが主要な原因な気がします。

1、キャリアが見えない(もしくは魅力的でない)

キャリア(この仕事を続けた後になれるもの)が見えない事と継続性を求めることを両立することは不可能です。どんなにつらい作業でもそれがステップ形式であれば続ける気力がわきます。なぜなら道筋が示されているからです。しかし変化がなく、変化の見通しもないところに絶望は発生します。

簡単なお話では

「100km歩け」
「とにかく歩け」(実際は100km歩かせるがゴールするまで一切の情報を与えない)

という二つの指示では明らかにその答えに対する結果は前者のほうが優秀になります。
僕たちは無茶な指示に憤って辞めるわけではありません。無茶というよりも、途方にくれてしまって辞めてしまうといったほうが正確な気がします。

2、インセンティブがない

働くためのモチベーションの維持は非常に重要です。本来ならばこれは従業員側が自分で維持しなくてはいけないものではありますが、そうだとしても会社側から与えることは不可能ではないでしょう。これを一般的にインセンティブといいますよね。しかしこのインセンティブとは、報酬等の金銭的なことに限りません。むしろどちらかと言うと行動に対してのチェックとフィードバックが重要な要素です。

基本的に今の部下の年代である僕らは放っておかれることに最もマイナスな感情を抱きます。

子供のような考えになりますが、結果を出したのなら上司にその結果を褒められたいと常に思っています。しかし、同時にそれがあまりにも幼稚じみた考えでもあることは理解しているので、少なくとも「上司が自分が成功した事実は認識している」という程度に妥協されます。これは部下のほうのアピール力によって大きく作用されますが、この能力が下手な人はどんなに努力しても上司は自分の結果を見てくれてないという疑心暗鬼に陥ります。

「良くやったな」「ここのポイントはこうではないのか?」等といった何気ない一言が僕らの辞めたくなる気持ちを防いでくれます。

3、上司の言動に一貫性がない

これは2にも関連しますが、上司というのは部下からしたら絶対の存在です。そのためによっぽどのことでない限り上司の話はしっかりと聞いています。(聞いていて実行しない人もいるのですが、ともかく聞いてはいます)なので上司が以前に思っていただけで、しばらく経ったときに「あの時、言っただろう」とか「いっつも言っているだろ」とかいう言葉を聞くと最初に来る感情は反省よりも反感になってしまいます。
何度かこのように、以前言っていることと矛盾する命令や行動を上司が行うと部下のモチベーションはかなり低下します。客観的にみると特にその事実は部下の仕事の内容にはほとんど関係のないものです。しかし、部下側からすると「ダメな上司の下では努力も報われない」や「ダメな上司の下では自分はスキルアップできない」といった理屈(ロジックとしては最悪ですが)でモチベーションは低下してしまうのです。

まとめ

このように考えてみると部下が辞めたくなる会社は総じて、部下のモチベーションの管理が下手であると考えることができるのではないでしょうか。そしてわかってほしいのは多くの部下は大量な仕事が嫌だというわけではないことです。むしろ、目標が示され、その努力に対してのフィードバックがあれば大量のタスクは自己実現と自己満足を得ることのできる素晴らしい素材となりえます。
これから僕は就職活動に臨んでいくことになるわけですが、自分自身がこれらのすべてを自分で賄うことのできるマッチョイズムを持っている自信がないので、これらのモチベーションの維持を提供してくれるような会社に入りたいですね。