文字の洪水に溺れながら

人生初心者、でも人生のハードモードぐらいを生き抜きたい人間。

現代人類学の諸問題2

・Re-invention of Tradition

1)観光 バリ島 バロンダンス(前回参照)
2)商品としての価値発見

ウズベキスタンの例

嫁入りの時に持っていく古布(スザニと呼ぶ)
これをトルコの商人が発見して、売り出し始める。
経済に影響に与えるまでに
ウズベキスタン→トルコ→欧米
一つの矢印ごとに10〜1000倍になる

民族→国民
  ↑
新生国家の
の時にRe-invention of Traditionが起きている

日本的なもの

着物 日本衣装ではなくて、「民族」衣装という
踊り 日本舞踊も民族舞踊もある
相撲 国技

・民族(nation)の定義(資料参照)

Communiities of people who see themselves as "one people" on the basis of common ancestry, history, society, institutions, ideology, language, territory, and (often) religion.

同じ人間であるという自認が含まれている

民族 Ethnic group
国民 Nation
国家 state

ただし、Nationという言葉は民族も、国民も、国家も表すときがある→判断が難しいときがあるので使用するときは上のように使い分けるべきでは?

・国って何だ?

state 国(家)
人に対して強制力を持った、中央集権的な政治組織

19C 半ば〜
「近代国家」 modern state
国民国家」 nation state

B,アンダーソン 「想像の共同体」
1、国民はイメージとして心の中に想像されたものである。これらを構成する大多数の同胞に会うことはない。
2、国民は限られたものとして想像する。自分たちとそれ以外の境界が存在する。
3、国民は主権的なものとして想像される。
4、国民は一つの共同体として想像される。

国家は190程度しかないけれど、民族は(数え方にも夜が)4000程度あるとされている、つまりほとんどの国では実際は多民族国家である。だけれども最も有力な民族が上であげたような平等な国民であるとキャンペーンをし、自文化を国民文化として国家をマネージしている。