文字の洪水に溺れながら

人生初心者、でも人生のハードモードぐらいを生き抜きたい人間。

4年後の新入社員になった自分用へのメモ

入社3年目までに勝負がつく77の法則 (PHP文庫)

入社3年目までに勝負がつく77の法則 (PHP文庫)

まず入社三年目が勝負というのはこの本だけが言っているわけではない。
先日授業があった経営組織論の教授が言っていた「IBMのキャリア制度」の例からも明らか。

IBMキャリアアクセル制度」
入社目数年の若手から秘密でマネジメント能力などをチェックし選別の後、幹部役員等の付き人にするキャリアアクセル制度。面白いのは付き人なのでその人の仕事をやれるわけではもちろんない、むしろ補佐的な事務作業。しかしここで選択された人材はトップがどのように行動しているのかをリアルで感じ取ることをキャリアアップに結び付けられると判断されている。
つまりコピー取りの作業だろうとつまらない仕事だろうと学ぶべきノウハウは腐るほどあるということ。
これは中谷さんの本で述べていることと同じ。

面白い仕事は当然上司が持っていき、新入社員はあくまでも猫の手を借りるつもりで雇われているのだからその程度の仕事しかさせてもらえないことを肝に銘じておくべき、これはどの同期も同じ事で、逆に言えばこの仕事をいかに自分のノウハウ化していけるかが鍵。

以下気になったこと列記

  • 厳しい人を早く見つけること

キャリアターゲットを発見できるか否かは自分の内面に問題意識を持っているかどうかで決まる。
また自分のキャパを少し越えるぐらいの事を言ってくれない人は諦められている、冷たい、厳しくそう接している人にこそ喰らいつくべき

  • まず仕事の量をこなせ

これは自分に良く当てはまる、理論を重視してもできなければ駄目なやつと同じ
まずは手を出して結果を出してから理論を語れ、つまり行動重視

  • 目的意識を持て

てかこれは人生全体の常識。忙しくなればなるほど必要なはずなのに忘れていく、要注意。
常に何が目的としているのかを考えながら行動するべし

  • 給与の大小は二の次

ノウハウ、人生哲学、キャリア、人材、etc
20代はまずはこっちを優先しろ、たかだか数万の違いで人生を棒に振るほど愚かな事はない
お金を儲けるのではなく、儲け方を学べ

  • 新入社員は使えないと自覚しろ

だからこそできないことは早く報告し、協力を仰げ
また使えないところから脱出するため2階級上の仕事をできることをまず目標とするべき
上の仕事を得るチャンスをくれたときに結果を出せるかどうか判断されるのは1回しか回ってこない
信用は時間をかけて治せばいい?ビジネスの場において信用はなおることはない。

  • 恥をかけ

恥をかくこととチャンスをつぶすことは別物だ
恥をかいてはじめて伸びることは山ほどある、恥をかくためには行動しなくてはいけない
そして恥をかいていることに気づけないこれこそが最悪だ

  • 教わること、調べること、(技術を)盗むこと、これを常に心がける


これらが主な意識改革の概念的ポイント
実際にHOWなところは本をもう一度読むこと。


それにしても授業とこの本の再読したタイミングの良さには正直びびった
こういうのをシンクロニティーとでも言うのかな。