遠距離恋愛ってやっぱり・・・?
軽めにということでフォークソングを読了
ギャルゲーが原作のノベルスなのに全くギャルゲーっぽさを感じさせない
かといって鬱ゲーとか涙ゲーとかでもない
なんというか良い意味での歌詞のないBGMみたいな本でした
主張はしないけれども心には軽く残る、エンタメ小説はこれぐらいが後味がいいですよね
さて本題
遠距離恋愛は実際どの程度までが成功になりえるのだろうか
このフォークソングではメインテーマのひとつに遠距離恋愛があったのだけども
そのなかのある一組のカップルの中でこんなセリフがあった
「一緒にいるときは楽しくてねぇ、幸せでねぇ、あー来て良かったなぁって毎回思うんだけどさぁ。帰る時はねぇ、反動っていうのかな、寂しさ大爆発って感じでさ、毎回さ、こうして飲んでないと悲しくってねぇ」
この気持ちは凄い良くわかる
今、俺は遠恋真っ最中だけれどもなんだか泣けてくるぐらい良くわかる
でも正直な話をすると普段の生活だと何で半年近くも合えないのに操を守っているんだろっとふと考えてしまう自分もいる、そもそも遠恋なんかしなければもっと制限がない生活は約束されている。
それでも続けている、この現象はいったい何なんだろうか。
それを考えたときに遠恋を成功させるための鍵が少し見えてきたかもしれない。
個人的に遠距離恋愛を続ける上で最も重要なのは「信頼」だと思う。
ここで言いたいの愛情よりも信頼のほうが重要ということだ。
正直に言うと愛情というのはかなり意思とは関係なく発生する。だから意外と長持ちしない。
でも信頼というのはかなり意思とは関係する。だから意外と長持ちする。
そのせいかよく恋愛における倦怠期とか言う言われ方があるけども俺は実際そこが一番のチャンスだと思う。それは恋愛重視から信頼重視に変わる良い機会だからだ。恋愛だけで乗り切ろうとするとほぼ長続きはしないけども、そこで信頼にシフトチェンジしてしまえば結構長続きする。
ほら、よくテレビとかで出てくる仲の良いおじいちゃんおばあちゃんって恋愛って言うよりも信頼しあってるって感じがするだろ?
別に全てを信頼に変えろといっているわけではないけれども、ある程度そこのシフトを増やさないと遠恋っていうのはやっていけないよなぁとこの本とこのごろの経験から良く思うのです。